20代〜50代女性へ|「もう無理かも…」そんな不安を希望に変える私の物語
はじめまして。
61歳で現役フリーランスインフラエンジニア・PMとして、毎日を心から楽しんでいるあおです。
もし今、あなたが
「このままでいいのかな?」
と、漠然とした不安を抱えているとしたら、それは決してあなた一人ではありません。
20代、30代、40代、50代と、それぞれの年代で、女性の私たちは「キャリアアップ」「副業」「転職」といった働き方の悩みや、「老後のお金、どうしよう…」という経済的な不安、そして「もっと自分らしく生きたい」という心のモヤモヤに直面します。
独身の方も、子育てに奮闘中の方も、子育てを終えられ、これからの人生を模索している方も、誰もが感じている共通の悩みですよね。
実は、私も同じでした。
いえ、それ以上に深い「どん底」を経験してきました。毒親との関係で正社員になれず、収入ゼロの時期を経験し、大病で1年以上仕事に就けない苦しみを味わいました。親の借金のために自分の貯蓄もままならず、将来への不安は募るばかり。
「まさか私が、こんな状況になるなんて…もう終わりだ…」
そう絶望しかけた時期もありましたが、私は決して諦めませんでした。
そして、いくつもの困難を乗り越え、現在は61歳でフリーランスエンジニアとして現役で活躍し、何よりも心穏やかな毎日を送っています。
この記事では、そんな私の「心の回復」と「経済的自立」への道のりを、具体的な経験とそこから得た学びを交えながら、赤裸々にお話しします。
これは、あなたのキャリアアップ、副業、転職、そしてお金の不安を乗り越えるための具体的なヒントと希望になるはずです。
私が経験した【人生の三大試練】とそこからの学び
私の人生には、特に深く心に刻まれた3つの大きな試練がありました。これらは本当に辛い経験でしたが、今の私を形作る上で欠かせない学びを与えてくれました。
1. 【毒親育ち】が招いたキャリアの壁:正社員になれない苦悩と自己肯定感の低さ
幼い頃から毒親の影響を受け続けた私は、自己肯定感が極めて低く、「私には価値がない」という思い込みに囚われていました。
その結果、組織に属することへの強い恐怖心から、正社員として安定したキャリアを積むことができないという大きな壁に直面しました。
人間関係の構築も苦手で、「どうせ私なんて」という気持ちが、いつも私の足かせになっていたんです。
【この困難から私が学んだこと】
- 過去の傷は、自分のペースで癒す時間が必要: 無理に忘れようとせず、まずは自分の感情を受け入れる大切さを知りました。
- 「正社員」だけが成功の道ではない: 働き方は多様で、自分に合ったスタイルを見つけることこそが、幸せなキャリアに繋がるのだと気づきました。
- 自己肯定感を少しずつ育む習慣の重要性: 小さな「できた」を認め、自分を褒めることから始める大切さを痛感しました。
2. 【大病と収入ゼロ】からの再起:経済的・精神的どん底で得た教訓
40代後半、私は突然の大病を患い、1年以上も仕事に就けない「収入ゼロ」の状態に陥りました。
貯蓄もほとんどない状況で、生活は破綻寸前。
「このまま生きていけるのだろうか…」
と、将来への不安で押しつぶされそうになった、人生で一番のどん底でした。
【この困難から私が学んだこと】
- 健康こそ最大の資産: お金やキャリア以前に、まず健康があってこそ全てが成り立つことを骨身にしみて理解しました。
- 緊急時の備えの重要性: 収入が途絶えるリスクに備えることの必要性を痛感しました。
- 困難な時期こそ、新しい視点と知識を得るチャンス: この期間に、後に私の人生を救うことになる「投資」について学び始めたんです。
3. 【親の借金問題】と貯蓄の壁:経済的境界線の大切さ
実は、私は親の借金問題も抱えていました。
そのせいで、せっかく稼いだお金も自分の貯蓄に回すことができず、経済的自立への道のりが大幅に遅れることになったのです。
「いつになったら、私のお金は私のものになるんだろう…」と、途方に暮れることもありました。
【この困難から私が学んだこと】
- 他人の問題と自分の人生を明確に切り分ける必要性: 家族であっても、経済的な境界線を設けることの重要性を学びました。
- 小さな額からでも投資を始める意義: 貯蓄が難しくても、少額からの投資で資産を育てる可能性を知りました。
- 経済的・精神的な「線引き」の大切さ: 自分の心を守るためには、時には「ノー」と言う勇気も必要だと学びました。
私が実践した【心の回復】への3つのステップ
どん底を経験した私だからこそ伝えられる、心の回復への実践的なステップです。
ステップ1:自分の感情と徹底的に向き合う時間を作る
困難な状況にある時、私たちはつい感情を抑え込もうとしてしまいがちです。
でも、まず大切なのは、どんな感情(不安、怒り、悲しみ)も否定せず、ただ「そう感じているんだな」と受け入れることでした。
- 毎日10分間の「感情日記」: 毎晩、その日に感じたことを何も飾らずに書き出す習慣をつけました。これが、自分の心の状態を客観視するきっかけになりました。
- 感情の「見える化」: 感情に点数をつけたり、色で表現したりして、グラフ化することで、感情の波を客観視し、「今、私はこの状態なんだな」と受け入れやすくなりました。
- 「私だけの時間」を大切にする: 一人で静かに考えたり、好きな映画を見たり、美味しいコーヒーを淹れたり。この時間が、乱れた心を整える大切な時間になりました。
ステップ2:【小さな成功体験】を積み重ねて自己肯定感を育む
大きな目標を設定するのではなく、「これなら今日の私にもできる!」と思える、達成可能な小さな目標から始めることが、自信を取り戻す上で非常に重要でした。
- 週単位での「超スモール目標」設定: 「今日はブログを1行書く」「投資の情報を5分調べる」など、本当に小さな目標を設定しました。
- 達成した項目を「見える化」して褒める: 目標を達成したら、カレンダーに丸をつけたり、チェックリストに✓を入れたり。そして、「よくやった!」と自分を声に出して褒める習慣をつけました。
- 「今日の私、よく頑張ったね」と自分に語りかける: 寝る前に、その日頑張ったことを振り返り、自分自身に感謝の言葉を伝える。これが、自己肯定感を高める一番の薬になりました。
ステップ3:一人で抱え込まず【支援システム】を構築する
全てを一人で解決しようとせず、適切な支援を求める勇気を持つことが、私の心の回復を加速させました。
- 専門家への相談: 心が辛い時はカウンセラーに、キャリアに悩んだ時はキャリアコンサルタントに相談しました。プロの客観的な視点とアドバイスは、本当に心強いものでした。
- 同じ境遇の人とのコミュニティ参加: 悩みを共有できる仲間がいることは、大きな心の支えになります。一人じゃないと感じることで、孤独感が薄れました。
- 信頼できる「メンター」の存在を見つける: 私にとって、人生やキャリアについてアドバイスをくれるメンターの存在は、常に心の道しるべとなってくれました。
私が歩んだ【経済的自立】への具体的な道筋
私の経済的な道のりは、決して一直線ではありませんでしたが、確実に「自立」へと繋がっています。
フェーズ1:【派遣社員からのスタート】(20代後半〜30代前半)
正社員として長く勤められないという現実に直面し、まずは「今、できること」として派遣社員の道を選びました。
- 重要なポイント:完璧を求めず、まず一歩を踏み出すこと。 「これで終わりじゃない」という気持ちで、与えられた仕事に真剣に取り組み、基本的なビジネススキルを身につけました。
- スキルアップのための時間の確保: 派遣の仕事と両立しながら、IT関連の資格取得や、将来を見据えた学習に時間を費やしました。
- 副業や自己投資への意識を持つ: 漠然とでも「いつかは自分の力で稼ぎたい」という思いを胸に、情報収集を始めました。
フェーズ2:【業務委託への移行】(30代中盤〜40代前半)
派遣社員で培ったスキルと経験を活かし、より専門性を高めるために業務委託として働くようになりました。
- 重要なポイント:専門性を高める継続的な学習と、複数の収入源の確保。 特定の分野で深く学ぶことで、より高い単価での仕事を受注できるようになりました。
- 複数のクライアントとの関係構築: 安定した収入のために、一社に依存せず、複数の業務を掛け持ちするようになりました。これはリスクヘッジにも繋がります。
- 「フリーランス」への試運転期間: 業務委託は、フリーランスとして独立するための良い準備期間になりました。
フェーズ3:【フリーランスとしての独立】(40代後半〜現在)
インフラエンジニア・PMとしての確固たる専門性と経験を武器に、完全なフリーランスとして独立。私のキャリアはここで大きく花開きました。
- 重要なポイント:高単価案件の獲得と、ブランディング。 自分のスキルと経験を最大限に活かせる案件を選び、継続的な顧客獲得のための営業戦略も練りました。
- 継続的なスキルアップと情報収集: IT業界は変化が速いので、常に最新情報を追いかけ、学び続けることを怠りませんでした。これが、61歳でも現役でいられる理由です。
【投資による資産形成】の始め方:病気をきっかけに未来を変えた一歩
30代頃までは、投資や株式は証券会社の窓口でのみ取引が主流で、手数料も高く、私のような収入が不安定な人間には縁遠いものだと思っていました。正直、「損したらどうしよう」という不安が大きくて、なかなか一歩を踏み出せませんでした。
しかし、大病を患い、収入ゼロを経験した時、**「このままでは本当にいけない。何か手を打たなければ」**と強く感じました。これが、私の投資人生の始まりです。
- 【病気をきっかけに始めた投資信託】が転換点に:
- まずは、少額から始められるネット証券で、投資信託をスタートしました。プロに運用を任せられる投資信託は、初心者にとって非常に心強い味方でした。
- 「分散投資」の重要性を学び、複数の投資先にリスクを分散させることを意識しました。
- 何よりも、**「長期的な視点」**で資産を育てるというマインドセットが、私の経済的な不安を大きく軽減してくれました。
【投資初心者だった私からのアドバイス】
- 「少額からでもOK!」ネット証券を活用しよう: 月々数千円からでも始められる時代です。まずは一歩踏み出すことが何よりも大切。
- 「卵は一つのカゴに盛るな」分散投資を心がけて: いろんな種類の資産に少しずつ投資することで、リスクを減らせます。
- 「焦りは禁物」長期的視点でコツコツと: 短期的な値動きに一喜一憂せず、数年、数十年単位で考えることで、複利の力を最大限に活かせます。
- 定期的な見直しと調整は忘れずに: 投資を始めたら放ったらかし、ではなく、半年に一度など定期的に見直す習慣をつけましょう。
61歳、私らしい人生を謳歌する「現在地」と「これからの展望」
今の私は、心から充実した毎日を送っています。
- 仕事: フリーランスとして安定した収入を確保し、やりがいのあるプロジェクトに携わっています。
- 趣味: 映画鑑賞で感性を磨き、旅行や登山で新しい景色と出会い、そして大好きなコーヒーと和菓子で心豊かな時間を過ごしています。
- 投資: 継続的な資産形成で、将来への漠然とした不安はありません。
- 健康: 大病を乗り越えた経験から、定期的な健康管理を徹底し、心身ともに健やかに過ごせています。
結婚経験も子供もいない独身という生き方。以前は「世間からどう見られるだろう」と気にしたこともありましたが、今は私にとっての「最高の選択」だと確信しています。自分の時間とエネルギーを、仕事にも趣味にも、そして何より自分自身のために惜しみなく使える喜びは、何物にも代えがたい財産です。
困難を乗り越えたい【同世代・若い世代】の女性たちへ
もし今、あなたが困難な状況にあるとしたら、私が伝えたいことはたった一つです。
- 完璧な人生じゃなくても、回り道も全部「あなたの物語」になる: 私の経験が示すように、つまずきや遠回りも、必ずあなたの力になります。
- 失敗から学ぶことこそが「成功の種」: 失敗を恐れず、そこから何を学び、次どう活かすかを考えましょう。
- 自分のペースで進むことの大切さ: 他人と比較せず、自分の心と体に正直に、一歩ずつ進んでください。
- 自分らしいキャリアは、あなた自身が築ける: 「こうあるべき」に囚われず、あなたの強みと情熱を活かせる道を探しましょう。
- 小さな一歩の積み重ねが、大きな変化を生む: 「今日からできること」を一つ見つけて、行動に移してみてください。継続することこそが、あなたの人生を変える一番の力になります。
まとめ:【お金と心】の自立は、誰にでも手に入る希望
61歳の現在、私の人生を振り返ってみると、収入ゼロ、病気、毒親との関係といったすべての困難が、今の私を形成する大切な要素だったと感じています。
一つ一つは大きな試練でしたが、それらを乗り越えることで得られた「心の回復」と「経済的自立」は、何物にも代えがたい財産となりました。
もし今、あなたが「お金」や「心」のことで悩んでいるなら、決して一人で抱え込まないでください。私の体験が、皆さんの「希望の光」となれば幸いです。
そして、「私も一歩踏み出したい」「具体的なアドバイスが欲しい」そう感じたなら、ぜひ私のコーチングをご検討ください。
あなたの「変わりたい」という気持ちを、私が全力で、そして丁寧にサポートさせていただきます。
さあ、あなたの新しい人生のページを、私と一緒に開いてみませんか? 何かご質問やメッセージがあったら、遠慮なくいつでも連絡してくださいね。あなたの新しい一歩を、心から応援しています!